思い出の喜多さんご夫婦


1999.05.17

5月17日群馬県より喜多さんご夫婦がyahooで佐渡を検索し入海に来られました。
私にとっては大変感激の一瞬でした。ゆっくりお話する時間が無くて今思うと大変残念です。
奥様は京都出身の方でその京都弁がなんともいえぬ品の良さを感じました。
今日は朝4時に佐和田漁港を出港して定置網を起こしに行ってきました。
今年初めての花いか(するめいかの子で約15cm位)が入りました。
あの花いかは喜多さんの為に生まれて来たのかもしれません。
朝食にお出ししたいかのお刺し身がそうです。こんど来られたらゆっくりお話させて下さいね。
またのお越しを心からお待ち申しております。
真野湾にある入海の定置網から望む佐渡の日の出です。1999.04.30撮影
喜多さんからのmail、わたしたちの宝にして守りつづけます。
先日は、大変お世話になりました。

あれから、家内の趣味の陶芸工房を訪ね、その後、両津から佐渡の最北端、
弾崎・二つ亀を廻り、相川に至る、快晴の皐月の日本海を満喫しました。
私事なので、お話はしませんでしたが、私にとって佐渡は偶然の選択では無く
実は、私の父母が、新婚時代、相川に何ヶ月か滞在し、亡き父母の思い出の
土地と聞いていました。

70年前、父が、昔の<清水組>、現在の ゼネコンの<清水建設> の建築
設計技師として、相川で何かの建築工事に従事し、昭和3〜4年ころ住んで
いたところだったらしく、母が懐かしんでいたので、今回の旅行には、父母の
位牌も同行して居りました。
今となっては、何を建設していたのかは確かめようもありませんが、相川とは
私にとって、そんな所でしたので、18日(火)は相川に泊まり、19日、朝発ち、
帰宅しました。

早速メールを拝見し、ホームページで、私たちの写真も見ました。
今年初め、佐渡の旅行を計画するために開いて見た時に比べ、貴ホームページ
も随分充実されましたね。
こんな不自由な体になり、そう度々出掛けられるわけではありませんが、私の
宿泊の選択は、観光バスが何台も横付けされ、流れ作業で定番料理の出る所
は敬遠して来ました。
そんな意味では、貴館は、ホームベージの内容から想像しました内容とピッタリ
で、雰囲気、料理とも、充分満足出来、かつお土産まていただき、いい思い出に
なりました。
特に、お料理は抜群で、もっとお料理のオリジナリティーを PR された方がよい
と思います。

佐渡の印象は、
神社仏閣が多く、歴史を感じさせられますのと、道路は狭いですが、車の運転
マナーはすばらしく、カーナビを頼りにあれだけ走っても、危なかった時も、ハット
した事も一度もありませんでした。
私たちの住んでいる、関東平野のド真ん中に比べると、雲泥の差があります。
あちこちで、インフラも充実されているように拝見しますが、徐々にでもますます
発展し、佐渡が日本人の心のふるさとになってくれることを祈って居ります。


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