自作マシンの部屋

この部屋はあくまで参考までとして下さい。改造、自作は自己責任でお願いします。
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事前準備

【準備する工具】
プラスドライバー(最低これだけは必要)
ラジオペンチ(あれば便利)
ピンセット(あれば便利)
虫眼鏡(あれば便利)

【注意】
全ての作業は電源ケーブルを抜いた状態で実施してください。



図1
1. ケース分解・解説
まず、箱から出してみましょう。
外損等は有りませんか?
なければケースの周りを良く見ましょう。ネジで外側のカバーが取り付けてある
のに気が付きませんか?通常はケース後面のカバーとシャーシの境目を見るとネジ4本、
6本当たりで止めてあります。全然難しくはないのではずしてみましょう。
※ はずしたネジはなくさないように注意しましょう!
通常はケースの中に電源ケーブル、ネジやバックカバーの入った袋、スタンド足等が
入っています。これらは組立てに必要なパーツとなるためなくさないようにして下さい。


図2
2. フロッピーディスク・ドライブの取り付け・解体
通常、ドライブ関連の機種には3.5インチと5インチが存在します。
フロッピーは3.5インチ(8.75Cm)のドライブが一般的です。3.5インチの
ドライブには2モードのドライブと、日本で多い3モードのドライブが存在しますが
どちらの製品も取り付けかたは一緒です。

まず、ケースを開けましょう  (図3参照)
中を見まわすとフロッピーのドライブが載りそうな場所が見つかります。
この場所にフロッピーを取り付けます。ケースのフロントカバーにフロッピーが
付くべき場所があると思いますので、これを目安に付けてみてください。
初め、ネジはゆるめに適当につけます。フロントカバーの場所とフロッピー
の場所がシックリきたらネジをしっかり止めてください。
※ネジの種類は通常ミリネジを使います。
ミリネジとインチネジの見分けかたはネジの溝の間隔が狭いものが
ミリネジで間隔が広い物がインチネジです。 ネジがものすごく固い場合は
ミリネジにインチネジを入れている可能性がありますので注意してください。
ドライブの取付けが完成したらインターフェースケーブルと電源ケーブルを接続します。
インターフェースは最後の方でケーブルの中間がねじれている方がAドライブ
ということになります。これをドライブ後面のピンにはめるのですが、
1Pinの場所が決まっています。これが間違っていると全く動作しません。
注意をしてください。
ケーブルはケーブルに赤い線が入っている方が1Pinとなります。(図4参照)
次に電源ケーブルを接続します。これは向きが決まっているので細心の
注意が必要です。間違って差し込んで電源を入れた場合ケーブルが
溶解し場合によって発火する恐れもあるそうです。(図5参照)
形的に無理にささなければ問題無いのですが、これは結構多い
事故の一つとなっています。何気なく差し込むのは危険ですので注意してください。




図 3

図4

図5
3. IDEインターフェース解説
IDEはIntegrated Drive Electronicsの略です。ひらたく言うとディスクそのものに
コントローラを載せてあるディスクという意味です。
こうすることによりインタフェースを開放してドライブ側で対応でき、
より汎用性を持たせたということです。

現行の製品ではEIDE=Enhanced IDEが一般的で、これはディスク以外の
デバイス(CD-ROM,TAPEドライブ等)を搭載できるよう改良された
インターフェースです。ATAPI規格と呼ばれています。

では、IDEの決め事とは
インターフェースが最大2本
通常はPrimary IDE,Secondary IDEの二つがマザーボード上にあります。
インターフェス上で搭載されるデバイスは最大2台通常は
  
1 Primary Master
2 Primary Slave
3 Secondary Master
4 Secondary Slave


となります。ケーブル上の搭載順序、コネクター位置は関係ありません。
Master,Slaveはドライブ側の設定となります。先にも述べたようにドライブ側に
コントローラがあるためです。つまりドライブは「自分はマスターだ。」
と思わせるということです。その時にデータの要求がMasterに来たときに
「それは俺だ!」と手を上げてデータの受渡しをするという手順です。
したがってケーブル上のどこにMasterが付いていても全く問題がない
ということになります。
尚、上記,の数字は認識時のドライブの優先順位を表します。この優先順位が一番高いディスクが起動ディスクとなります(C:)。
4. ハード・ディスク・ドライブの取り付け・解説
ハードディスク(以降HDD)はフロッピーディスク同様3.5インチの製品が
主流を占めています。したがって3.5インチベイに搭載されます。(図3参照)
まず初めにHDDの設定をしてください。IDEの場合はMaster,Slave。SCSIの場合はID番号、ターミネータの設定です。通常、HDDの上面にジャンパーの設定が記載されていますのでこちらを参照してください。メーカーのWebサイトが判る場合はWebで確認もできます。
ディスクを載せて適当にネジ(通常はインチネジ)を締めた後、
位置が決まったらネジをしっかり止めてください。(図6参照)
インターフェースケーブルを接続します。ケーブルの側面に赤い印が
入った方が1ピンとなります。これをHDDの1ピン側とあわせて差し込みます。
無理なく入ればOKです。よく逆にさし込む方が多いようです。作業は十分に注意をしてください。

次に電源ケーブルを差し込みます。コネクター部に切欠きが付いています。
同じくHDDの電源供給部にも切欠きが付いておりますので、この形をあわせて
入れれば入ります。切欠きが付いているにも関わらず、これを逆に指す方が
いるようです。これは電源部ですので破損の原因となります。
十分注意をしてください。(図6参照)

搭載が完了したら、マザーボード側のPrimary IDE(複数台の場合はSecondary
IDEも利用)に同じく1ピン同士が合うようケーブルを差し込みます。
これで物理的な搭載は完了です。

図6
5. CD-ROMドライブの取り付

CD-ROMドライブは5インチの製品が一般的です。
したがって5インチベイに搭載されます。(図7参照)
5インチベイはケースの上部にあるのが一般的ですので
ケーブルの長さ等に関係して搭載ベイの位置も変わります。
まず、ドライブの設定をします。通常はHDDと同じケーブルの延長上に接続しますのでIDEの場合はSlaveに設定します。SCSIの場合はID番号ターミネータの設定をします。

搭載位置が決定したらネジ(通常はミリネジ)を適当に締めて仮とめをし、
ケースとの関係がシックリ来たところで、ネジをしっかり止めてください。
(図8参照)
次にインターフェースケーブルの接続をします。HDD同様ケーブルの側面に赤い印が入っている方が1ピン。これをCD-ROMドライブの1ピンと合わせて
接続します。逆にも刺さりますので注意してください。(図8参照)

次にオーディオケーブルを接続します。オーディオケーブルは通常、パソコンでCD音楽を再生するときに使用します。これが必要無いときには接続する必要はありません。又、製品によってはオプションということがありますので必須では有りません。接続はRと書いてある方にケーブルの赤側が来るよ接続をします。
ちなみにオーディオの世界ではR-Lが右左となり赤-白となります。
これは絶対的な色ではありません。これを間違った場合は音が逆方向に流れるか鳴らないだけです。(図8参照)

次に電源ケーブルを接続します。
切欠きの位置を十分確認して接続してください。(図参照)
Secondary IDEを利用した場合にはマザーボードへケーブルを接続します。
1ピンと1ピンを合わせます。上記HDDとPrimary併用のSlave接続では
マザーボードへの接続は不要です。オーディオケーブルはサウンドカードの
AUXやAUDIO等の表記部分に差し込みます。形が決まっているのでよほど
無理に差し込まない限りは逆には刺さりません。

図7

図8
6. マザーボードの取り付け・解説
マザーボードの中身(構成品)を確認してください。一般的にはIDEケーブルが1本、FDDケーブルが1本、予備のジャンパーが数個入っていると思います。それからマニュアル、ドライバーFD等も同梱されています。マニュアルはケーブルの接続、ジャンパーの設定内容、メモリーの搭載方法等解説されておりますのでよくお読みください。
これから自分が取り付けようと考えているCPUの違いにより設定をします。
CPUスピード(周波数)はマニュアルに記載されていますのでマニュアルで確認してください。又、動作電圧もマニュアルに記載されています。これもマニュアルで確認してください。動作電圧などは設定を間違うとCPUを破損する恐れがあります。注意して設定しましょう。このあたりの設定は躊躇せずにお店、知合い、専門家等に確認してください。但しどの場合もご自分の責任となります。

一応の目安は下記のようになります



※マザーボードの取付け方はケースの種類などによってまちまちとなります。
したがって、これが正しいと言うやり方は残念ながら有りません。
創意・工 夫が必要となります。チャレンジあるのみです。細心の注意を払いつつ大胆にやってみましょう。
(場合によってはケース側を少しひん曲げて搭載という事もあります。くれぐれもマザーボード側をひん曲げるような事は避けてください。)
※同封されているネジの中に紙製のワッシャーが入っている場合がありますが、これはボードの上部からネジを回したときにボードを傷つけない為のワッシャーとなります。したがってつく位置は底から
ケース→特殊ネジ→マザーボード→紙製ワッシャー→固定ネジとなります。
くれぐれも思い切り締めてボードを破損することの無いように注意してください。ユルユルも駄目、思いっきりも駄目、その中間程度、ネジが締め止まった辺りからほんの少しクイッっとまわしてください。
6-1. CPUの取り付け・解説
CPUはソケットの種類等により取り付け方法が変わります。
●Socket7(Pentium系、K6、6X86系)
 ソケット右側の固定レバーを持上げCPUを差すだけです。CPUは向きが決まっておりそれ以外の向きではささりません。残念ながらCPUの足を折ってまでこの向きを無視した結果動作しない例が多くあります。
この場合修復は絶望的です、諦めてください。一つの基準としてCPUを裏側から見た場合、四隅のうちピンが一つだけない個所があります。この形状がソケットと一致していますのでそれが合うように搭載します。無理に押し込んだりした場合ピンの折損もありえます。慎重にゆっくり搭載してください。(図9、10参照)
CPUを搭載した後CPU FANを取り付けます。FANのコネクターを余った電源コネクターに差し込みます。この時切欠きがありますので注意してください。
CPU FANは安定した動作を保証する為の大切なアイテムです。
必ず購入しましょう。(図11参照)

●SLOT1(Pentium2専用)
 まず、CPU本体にFANを取り付けます。
次にマザーボード備え付けのガイドレールを取り付けます。ガイドレールは大抵の場合切欠きがあり逆方向には付きません。しかし、ネジを利用していますので無理にネジを止める方がいるようです。注意してください。
しっくりと入ったところでネジ止めをします。CPUを軽く差した状態で確認
してください。SLOT手前にCPU FANを固定する為のガイドがあります。
FANの種類によりこれが邪魔をして入らないことがあります。その場合はFAN固定用のガイドをマザーボードから外してください。
しっかりCPUを押し込んで止め金が決まれば搭載完了です。 (図13参照)
次にFANのコネクターを取り付けます。
マザーボード上のCPU FANのコネクター部にささります。この時マニュアルにコネクターのピン配列が記載されていますので1ピンの位置を確認した後、CPU FANのコネクタの1ピンとピンを合わせて接続します。
ちなみにCPU FANの1ピンはコネクタの端を注意深く見ると三角のマークがあり、これが1ピンとなります。

 



図9


図10


図11


図12



図13
6-2. メモリーの取り付け・解説

メモリーは種類によって取り付けかたが異なります。
一般的なマザーボードはそのまま搭載することで問題ありませんが、一部のマザーボードで電圧の設定が存在しますので確認してください。
これはSIMMの場合5Vで動作するのに対し、DIMMは3.3Vで動作する為マザーボードメーカーにより設定を変えなければいけない場合があります。

●SIMMの場合(72PIN)
 SIMMは通常二枚一組で使用します。
バスの幅がPentium以降で64ビットバスになったことから32ビットバスの72PIN SIMMを二枚で64ビットバスに対応させています。
通常このバスに対応してマザーボード上ではバンク(BANK)と呼びます。SIMMはSIMMの片方に切欠きがありSIMMソケットの切欠きと合わせて斜めに差込み持ち上げます。おおよそ、垂直にカチっとはまればOKです。接触不良が多いのでカチッとはまるまで持ち上げてください。(図14、15参照)


 


●DIMMの場合(168PIN)
 DIMMは通常端子部の真中の切欠きと、3分の2位の場所に2個所切欠きがあり、これを合わせて差し込みます。
この時止めレバーは開いておき、正常に差し込めばこれが閉じます。DIMMは1枚単位で使用可能です。(図16参照)





図14


図15

図16
6-3. マザーボードの取り付け・解説

マザーボードをマザーボードパネルに固定する。
ケースによってはマザーボードパネルが外れるものが存在します。こういった物は親切なので外して作業しましょう。効率が圧倒的に違い、かなり簡単に作業できます。
ケースの中に入っていたネジの中に六角ナット型で下にネジが切ってある特殊ネジがあると思います。
これを使って固定します。マザーボードに固定するための穴が開いているのが判ると思いますが、この場所に来るように特殊ネジが付きます。ネジをつける場所を間違うとショートして動作しない場合がありますので注意してください。
くれぐれも直接マザーボードがパネルに触れないように取り付けてください。
通常3〜5mm程度で浮く形になります。これはパネル部とのショートを防ぐ為です。
特殊ネジの総数はボードの穴の数と一致していないので特殊ネジの数ぶん付けてください。穴が余った場合は同封されているプラスティックの
スペーサーで対応します。

マザーボードから見て全ての穴が固定された状態がベストです。
どうしても私的な事情でネジの数を減らしたい等の場合を除いてしっかり固定してください。(図参照)


〈AT M/Bの場合〉
 図17、18

〈ATX M/Bの場合〉
 図19、20



図17

図18

図19

図20
8 IRQ解説

PC/AT機(DOS/Vマシン)はIRQと言う割り込み方式を採用しています。
IRQ=Interrupt ReQuestの略です。平たく言えば割り込み要求番号です。
つまり、データバスに色々なI/Oカードを載せたときにそのカードが動作する条件を与える必要がある場合、カードに番号を振ってしまえば簡単だという、これだけ聞けば簡単な話です。
実際はこの番号に動作するアドレスを付加して管理します。I/O側とCPU側はこの番号でやり取りしOSもついでにこの番号で管理します。
そういう全体的な番号による意思統一ができて初めて色々なカードが動作できるといった具合です。
通常IRQは0〜15迄の整数で割り振られます。一般的には、

0 システムタイマー 使用不可
1 キーボード 使用不可
2 IRQ9と共用する為のエリア 使用不可
3 COM2 使わなければ使用可
4 COM1 使わなければ使用可
5 LPT2 使わなければ使用可
6 FDD 使用不可
7 LPT1 使わなければ使用可 
8 システムCMOS/リアルタイムクロック  使用不可
9 空き 使用可
10 空き 使用可
11 空き 使用可
12 PS/2 MOUSE 使わなければ使用可
13 数値データプロセッサー 使用不可
14 プライマリーIDEコントローラ 使わなければ使用可
15 カンダリーIDEコントローラ 使わなければ使用可

となります。したがって一般的に使用できる番号は5,9,10,11となります。
サウンドカードなどはたくさんIRQを使う場合がありますのでIRQの空き具合と搭載するカードの絶対枚数は比例する事になります。
ただし、一部のカードではIRQを使用せずに動作するものもあります。又、最近のOSではIRQを共有する事もできます。
カードを搭載すると動作せずに専門家にIRQが当たっているのでは?といわれますがこのあたりの事を言ってると判断してください。IRQが複数枚のカードで使用されている場合には基本的に動作しません。

8. インターフェース(BUS)解説

パソコンで現在使用されているBUSはPCI,ISA,AGPと言ったところが一般的です。
各々のBUSにはそれぞれの特徴があり、これを適当に理解した上でカードを選ぶ必要があり自作マシンではポイントの一つとなります。

●ISA=Industry Standard Architecture
16bitのデータBUSです。昔から存在した生残り的BUSです。現行のマシンに対してBUS幅が余りにも少ないため低速のデバイスのみで使用しています。例えばモデム、サウンドカード等が一般的です。
このBUSはいずれ消え去りなくなる運命のBUSです!

●PCI=Peripheral Component Interconnect
32bitのデータBUSです。細かい規格は別として現在もっとも主流となっているBUSです。したがってカード類も豊富!このBUSで大概のカードがサポートされています。しかもI/Oの割振りをマザーボード側でする為、取り付けが楽といった
メリットもあります。
このBUSのカードをそろえておけば面倒な設定がなく組立て・増設ができるということです。

●AGP=Accelerated Graphics Port
Intel社が高速Graphicsを使えるように開発したLSIのためのポートです。これを使うと3D表示などのGraphicsを速く表示できます。各社でこれに対応したGraphicsCardを発売しているので今後表示系に関し、AGPが台頭してくると思われます。
9 I/Oカード取り付け・解説

I/Oカードは簡単です、まずケースを開けましょう。
このケースの後ろ側にI/Oカードベイがあります。こちらのマスクを外し
目的の場所にカードを差し込みます。がっちり入ったらネジで止めてください。
これで完了です。

ISAのカードを載せた場合IRQ、I/Oアドレスの設定が必要になります。
搭載前に調べておけば便利です。Windows95等は一端書込んだレジストリーを
書き換えられないなどの問題点を持っています。
このため通信系のカードなどは出来るだけ初めの段階でIRQ等を設定しておく
必要があります。 全てのI/OカードをPCIでそろえておけばまず問題は少ないと思いますので、購入時に検討してください。

〈AT M/Bの場合の取付け〉
(図21参照)

〈ATX M/Bの場合取付け〉
(図22参照)




図21


図22
10. 各部ケーブルの取り付け

マザーボードのマニュアルに各部のピン配列が出ています。
これを参考に各部のケーブルを接続します。一部のケースにTURBOのケーブルがありますが最近はTURBOスイッチを利用していませんので別に接続しなくとも機能に影響はありません。
電源のLED等はプラス(+)マイナス(−)があります。ケーブルは大概の場合カラーコードと白か黒となっていますのでこちらが−、カラーコード側が+です。

ATマザーボードの場合、シリアル、パラレルケーブルを接続します。FDD、IDEのインターフェースも接続します。上記、シリアル、パラレルFDD、IDE等は全てケーブルの端にマークが付いている方向が1PINとなります。これを元に1PIN同士合わせて接続してください。

マザーボードの電源を接続しましょう。この際は必ず本体の電源ケーブルは外して作業してください。

ATマザーボードの場合真中に黒が合わさる形で接続します。これを間違うと電源が入りません。最悪は破損の恐れがあります。マザーボードのマニュアルを良く確認のうえ作業してください。
くれぐれも真中が黒です。真中に黒のケーブルが4本並ぶ形になります。(図23参照)
ATXの場合はさらに簡単でコネクターの形状はしっかりあう形で接続してください。全く問題無く接続できると思います。

全て接続が完了したらもう一度よく確認をしてください。

図23
11. 電源立上げ

全ての作業が終わったら本体の電源ケーブルを接続して立上げます。
本体後部の電源部に電圧設定の為のスイッチがあります。230V/115Vと表記されていると思いますが、これは115Vの方が見える状態にしてください。115Vが見える状態が正しい状態です。(図24参照)

よく、このスイッチの設定を間違って電源が入らないと大騒ぎした結果スイッチで直ったなんて事があります。このスイッチは間違っても破損の心配は有りません。落ち着いて確認してください。

続いて電源スイッチを入れます。この時、全く起動しない場合、
電源ケーブルが奥までしっかりと入っていない(意外に多い現象です)
上記スイッチが115Vになっていない。

マザーボードの電源の接続を間違っている。或いは入っていない。
コンセントに電源を差していない(これも意外に多いです)
等が考えられます。よく確認してください。

電源が入ってランプ類はついているが起動しない場合は
スピーカーからブザー音が3回鳴る場合はディスプレイケーブルが抜けていたり
ディスプレイカードの実装等に問題があります。

スピーカから断続的にブザー音が鳴る場合はメモリー関連か、あるいはBIOSに
問題があります。メモリーを再度抜き差ししてみる等の処置をしてください。


ランプ類は全てついて、しかし音もしなければ起動もしない画面も出てこない。
この場合はリセットスイッチの入りっぱなしが考えられます。
RESETのコネクターを抜いて確かめてください。
尚、スイッチが壊れている可能性は極めて少ないので、たいていの場合
フロントカバーがスイッチを押している場合が多いようです。カバーのあたりを
調べてください。

※全ての作業は電源コードを抜いた状態でおこなってください。
そのまま作業を続けると破損の可能性があります。

これらの問題がなければBIOSの起動画面が出てきてマシンが立上がります。

図24
12   BIOS解説

残念ながらマシンが完成したら終わりでは有りません。
BIOSの設定をしなければいけません。BIOSはよく耳にしますが実際どういった内容なのか解説するとそれだけで本が一冊書けてしまいます。したがって、ここでは関係ありそうな項目をピックアップして解説します。特に触れられていない項目はデフォルト値で良いと言うことです。

BIOS=Basic Input Output System 平たく言えば基本入出力機構とでも言います。
要するにマザーボードにカードを搭載してOSなしでも適当に起動出来る程度の
プログラムを載せたROM=Read Only Memoryです。

しかし、これがなくては全く立上がりません。さらにメモリーの状況、カードの状況、時間、全てこのBIOSで設定している為重要です。
(ここではAWARDのBIOSを例に解説してあります。他のBIOSも意味的には一緒ですので意味を理解してください!)

<STANDARD CMOS SETUP>
Date/Time
時間を設定します。これはOSの時間にも利用される為正確に設定しましょう。

HARD DISKS
HDDの状態を設定します。通常はAUTOで結構です。昔のディスク等を使用する場合等、AUTOで設定されない不幸な物があります。この際は手でCYL等を設定します。

DriveA/DriveB
FDDの事をさしています。通常は1.44 3.5インチに設定します。3modeと言う設定もありますが、これは特定のFDDを使用する際に設定します。物理的に3modeをサポートしている製品の事でNEC製の物などです。一般的に販売されている3modeドライブはソフト対応なのでここでは1.44に設定するのが一般的です。

<BIOS FEATURES SETUP>
Virus Warninng
これはHDDのブートに書き込みに行く際、BIOS側でチェックを入れるという意味です。単純にチェックするだけでVirusの混入を防止することはできません。

OSのインストール等ではブートに書き込みに行きますので、これが入っているとエラーになりインストールできません。通常はDisabledで結構でしょう。

Boot Sequence
これはどのドライブからBootするかを設定します。
一般的にはFDを入れた場合FDDから立上がるようにした方が便利です。OSのインストール等ではFD起動が当り前でしょうからA:Cとなるように設定します。この項目は後でC:Aに変更した方が無難でしょう。

<CHIPSET FEATURES SETUP>
Auto Configuration
自動でメモリーのタイミング等を設定してくれます。通常はこれをEnabledにします。

<PNP AND PCI SETUP>
この項目はI/Oカードの利用状況に応じて設定します。通常はAUTOの状態で使用しましょう。

※最近はマザーボードに日本語のマニュアルなどが添付されておりますので、こちらも合わせてご確認ください。

※全体的なコツとしてはデフォルトを使用し、上記の部分あたりの重要な項目のみを変更するのがコツと言えます。

BIOSを無駄にいじると場合によりとり返しが付かなくなることがあります。
その場合はマザーボード上のCMOS CLEARのジャンパーを利用して内容をCLEARした後再度立ち上げて設定します。それでもだめな場合はBIOSを手に入れる必要があります。お店などに相談してください。

13. 完成!
全ての作業が終了すれば完成です、お疲れ様でした。

カバーは外した時の逆の手順で取り付けてください。OSの組込み、ドライバーの設定等、これから実施する作業も多く残っています。これらは製品添付のマニュアルなどを熟読の上実施してください。

又、組立ては終了したがどうも動作が今一つと言うときには躊躇せずに、専門店のサポートをご利用ください。何より本当の意味でのマイ・コンピューターです。
最後まで動作するようにしてあげてください。


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